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蜂の子に含まれるアミノ酸とその効果!

蜂の子には、生きるうえで必要となる非必須アミノ酸も豊富に含まれています。
食事などで摂取するしかない必須アミノ酸に比べて軽視されがちですが、不足すると体の機能に大きな影響を及ぼしてしまいます。

ここでは、蜂の子に含まれる非必須アミノ酸について、詳しく解説しています。

蜂の子に含まれるアミノ酸

蜂の子には多くのアミノ酸が含まれているだけでなく、ミネラルやビタミン、たんぱく質も豊富に含まれます。
そのため、蜂の子はアミノ酸などの生きるうえで必要な栄養素をバランス良く摂取できる健康食品なのです。

蜂の子に含まれるアミノ酸の量

蜂の子にはアミノ酸が豊富に含まれています。まずは、蜂の子に含まれるアミノ酸の量を一覧表で示します。

表1
必須アミノ酸 蜂の子100gあたりの量 アミノ酸 蜂の子100gあたりの量
ヒスチジン 0.22g タウリン 31.0g
イソロイシン 0.43g グルタミン酸 1.29g
ロイシン 0.66g アスパラギン酸 0.76g
リジン 0.58g プロリン 0.57g
メチオニン 0.20g アラニン 0.45g
フェニルアラニン 0.33g グリシン 0.41g
トレオニン 0.31g チロシン 0.41g
トリプトファン 0.09g アルギニン 0.40g
バリン 0.49g セリン 0.33g
シスチン 0.20g

こちらは、山田養蜂場が展開する情報サイト「みつばち健康科学研究所NEWS」で紹介されたデータを引用させて頂いています。

表にあるように、蜂の子には必須アミノ酸が9種類と非必須アミノ酸が8種類も含まれています。
また、タウリンとシスチンは体内で重要な役割を果たすアミノ酸ですが、必須アミノ酸でも非必須アミノ酸でもありません。

人間が生きるうえで必要となるアミノ酸は20種類なので、ほとんどが含まれていることが分かります。
また、アミノ酸の量も1種類のみに偏ることもなく、すべてのアミノ酸の量がバランス良く含まれることも特長の一つです。
そのため、蜂の子はアミノ酸を補給することに適した食材でもあるのです。

必須アミノ酸と非必須アミノ酸の違い

人間が生きるうえで必要となるアミノ酸は20種類です。そのうち、食事などで摂取するしかない必須アミノ酸は9種類で、体内で作ることができる非必須アミノ酸は11種類です。
この20種類のアミノ酸で爪や髪などを構成するたんぱく質を作ることができます。ただし、これらのアミノ酸にはそれぞれの役割があり、不足すると体の機能に影響を及ぼします。そのため、どのアミノ酸も不足しないようにすることが重要です。
また、必須アミノ酸は食事などで摂取するしかないため、多くの人が重要という認識を持っています。その一方で、非必須アミノ酸については、その名称から軽視する人が多くいます。事実、この問題点については多くの文献で指摘されています。
しかし、非必須アミノ酸が重要でないと断言することはできません。むしろ「非必須アミノ酸は人間の生命活動において重要であるからこそ体内で合成できる」と考えている専門家は少なくないのです。つまり、非必須アミノ酸という名称にごまかされることなく、その重要性を認識して摂取することが大切なのです。

蜂の子に含まれるアミノ酸の効果

蜂の子には必須アミノ酸が9種類と非必須アミノ酸が8種類含まれます。
ここからは蜂の子に含まれる8種類の非必須アミノ酸とアミノ酸であるタウリン、シスチンの効果について解説します。

タウリン

非必須アミノ酸ではないものの、健康に寄与することが分かっているアミノ酸です。
主な効果は、肝機能を向上させる効果、高血圧の予防効果、コレステロール値の降下です。ほとんどの体内組織で存在が確認されていて、生活習慣病を予防・改善する効果でも知られています。

グルタミン酸

グルタミン酸はアンモニアの解毒効果、脳の活性化の効果、血圧の降下作用があります。一般的には「旨み成分」として知られています。また、体内では体をリラックスさせる効果がある「GABA」を生成します。
脳の活性化効果では、グルタミン酸が興奮系の神経伝達物質と同じような機能を持つことで脳を興奮させて機能を高めます。しかし、過剰摂取によって脳機能に負担をかけて脳細胞に悪影響を及ぼすと指摘する専門家もいます。

アスパラギン酸

アスパラギン酸には疲労回復効果、アンモニアの解毒作用があります。
アスパラギン酸は体内に入ると、細胞に蓄積している乳酸を分解してエネルギーに変換する機能を促します。乳酸は疲労物質とも呼ばれていて、身体の疲労の原因になると考えられています。つまり、アスパラギン酸の摂取によってエネルギーを得ながら細胞の乳酸を減らすことができ、結果として疲労回復に繋がるのです。

プロリン

プロリンはグルタミン酸から生成される非必須アミノ酸です。体内ではコラーゲンの原料となり、細胞や皮膚の柔軟性を保つために重要な役割を果たしています。
また、脂肪燃焼効果、関節痛の改善効果もあります。

アラニン

アラニンは肝臓機能の向上効果、エネルギーの生産の促進効果を持っています。また、内臓などを構成するたんぱく質の合成に使われる材料でもあり、とても重要な役割があります。
アラニンを食品添加物として使用することもあります。

グリシン

グリシンは不眠を改善する効果があります。また、肌のハリを保持するコラーゲンの約3割はグリシンが占めています。
グリシンは、体内では血管を拡げる作用があります。血管が拡がることで放熱作用が起こり、内部の体温を降下させます。人間が睡眠に入るときには体の内部の体温が下がるため、グリシンの効果で睡眠に入りやすくなります。同時に睡眠の質を向上させる効果もグリシンにはあります。このグリシンの効果を用いた機能性表示食品も販売されています。
ほかにも、グリシンがセロトニンという脳内物質を増やすことが分かっています。十分にセロトニンが放出されることで「うつ状態」になりません。つまり、グリシンには抗うつ効果もあるのです。

チロシン

チロシンは主に神経伝達物質や甲状腺ホルモンの材料として使われます。必須アミノ酸であるフェニルアラニンから肝臓で生成されます。そのため、フェニルアラニンの1日の摂取目安量にはチロシンとの合計量が記載されています。
チロシンから生成される神経伝達物質の「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」が不足すると、うつ病と診断されます。つまり、チロシンにはうつ症状を改善する作用があります。
ほかにもストレス緩和の作用があり、耳鳴りを緩和させるためにも有効な成分の一つとされています。

アルギニン

アルギニンは非必須アミノ酸ですが、子どもは体内で十分な量を生成できないため、食物から摂取することが望まれます。そのことから、アルギニンは「準必須アミノ酸」とも呼ばれています。
アルギニンの主な効果は、成長促進、アンモニアの解毒、血流改善です。特に血管を拡げる効果で血流を改善することから新陳代謝が促進されます。この効果は免疫力アップ、肌のターンオーバーの正常化などにもつながります。

セリン

セリンは脳の神経細胞の材料に使われます。つまり、脳機能を維持・向上させるためにはセリンが必要不可欠な存在なのです。
また、脳が機能するために必要なブドウ糖を届ける物質(ホスファチジルセリン)を作っています。この効果からセリンの不足は脳機能の低下を招くと考えられて、アルツハイマー型の認知症の進行抑制、脳機能の維持・活性化のためにセリンの摂取が推奨されています。

シスチン

非必須アミノ酸であるシステインの分子が2つ結合しているのがシスチンです。必須アミノ酸のメチオニンからシスチンが生成されています。
シスチンはケラチンを作るために使われるアミノ酸で、爪や髪に多く存在します。また、肌のシミの原因物質である「メラニン」が作られないようにする効果があります。これらがシスチンの美容・美肌効果と紹介されています。

アミノ酸の摂取方法

必須アミノ酸はたんぱく質に多く含まれ、食事やサプリメントで摂取するしかありません。
また、非必須アミノ酸は「たんぱく質の分解」や「糖代謝の中間物質」などから作られるため、特に良質なたんぱく質の摂取がアミノ酸の不足を抑制してくれます。

良質なたんぱく質の摂取

必須アミノ酸も非必須アミノ酸もたんぱく質を十分に摂取することが、不足を予防するためには重要です。

1日に必要なたんぱく質の量

1日に必要なたんぱく質の量は、厚生労働省は「男性が50g」で「女性が40g」としています。中高生の年代では一時的に5g程度多く摂取することが推奨されていますが、成人になると上記の量で統一されることになります。つまり、成人の場合には、男性は50g、女性は40gのたんぱく質を1日に摂取する必要があるのです。

たんぱく質の量が多い食材

そこで、たんぱく質の量が多い食材について一覧表で示します。表に用いたデータは、文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より抜粋しています。

表2
食材 可食部100gあたりのたんぱく質の量
紅鮭(焼き) 28.5g
若鶏肉、ささみ(焼き) 27.3g
若鶏肉、もも(皮つき、焼き) 26.3g
まあじ(皮つき、焼き) 25.9g
油揚げ(油抜き、焼き) 24.9g
豚中型種肉、ロース(赤肉、生) 22.9g
和牛肉、かたロース(赤肉、生) 20.2g
蜂の子(クロスズメバチ缶詰) 16.2g
鶏卵(全卵、生) 12.3g
木綿豆腐 6.6g
普通牛乳 3.3g

このように、肉類や魚介類にたんぱく質は多く含まれています。しかし、それぞれの食材を100g食べたとしても表にある量しか摂取できないのが現状です。そのため、厚生労働省が提唱する必要摂取量をクリアするためには様々な工夫が必要になります。

蜂の子サプリメントの摂取が推奨される理由

たんぱく質を多く含む食材を食べる量を増やすことでも、良質なたんぱく質の摂取量は増やすことができます。
しかし、カロリーの過剰摂取となるおそれもありますし、そもそも食べる量を増やすこと自体が難しい場合もあります。
そこで重要になるのが、たんぱく質やアミノ酸を補う方法です。

蜂の子には、先の表で示したように豊富なたんぱく質が含まれています。
また、上記したようにアミノ酸も豊富です。このことから、蜂の子が不足分を補うためには最適なのです。

しかも、蜂の子は肉や魚と違って、蜂の子サプリメントという摂取方法があります。
食事の量を増やすことなく、栄養価が凝縮されたサプリメントを飲むことができます。
カロリー摂取量に配慮する必要もなく、いつでもどこでも手軽に不足したアミノ酸などの栄養素を補うことができるのが、蜂の子サプリメントなのです。

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