蜂の子は疲労回復に効果的

蜂の子は疲労回復に効果的

毎日の生活やストレスから生じる疲労。慢性的な疲労は、免疫力の低下など健康に重大な影響を及ぼします。古くから滋養強壮に効果的とされる健康食品の「蜂の子」には、肉体的・精神的疲労の回復に効果的な成分が豊富に含まれています。

疲労の原因と蜂の子の効果

人が疲労を感じる原因はさまざまあり、運動による肉体的疲労、ストレスなどによる精神的疲労、睡眠不足、栄養素の不足、病気などが挙げられます。蜂の子には以下の効果があり、疲労回復に役立ちます。

  • 肉体疲労の回復効果
  • 血行促進
  • ストレス軽減
  • 質の良い睡眠を促す

このほか、貧血、更年期障害、うつ病といった疲労感を生む疾患にも、蜂の子成分は効果的です。蜂の子が持つこれらの効果を具体的にみていきましょう。

疲労回復に効果的な蜂の子の栄養素

蜂の子には19種類のアミノ酸、8種類のビタミン、8種類のミネラル、8種類の脂肪酸からなる豊富な栄養素が含まれています。中でもタンパク質が豊富で、古くから疲労回復・体力増進に効果的なタンパク源として珍重されてきました。
タンパク質は肉体疲労の回復に必須です。タンパク質を構成するアミノ酸のうち、身体で合成できず食物から摂取する必要があるものを必須アミノ酸といいます。9種類ある必須アミノ酸の全てが蜂の子には含まれています。
筋肉や脳など、身体の組織に十分なエネルギーが供給されないと疲労感が生まれます。蜂の子には、糖・脂質・タンパク質を代謝して身体にエネルギーを供給するために必須のビタミンも含まれています。

筋肉修復と疲労回復にバリン・ロイシン・イソロイシン

バリン・ロイシン・イソロイシンは蜂の子に含まれる必須アミノ酸です。これらは筋肉を構成する主成分で、筋肉に含まれる必須アミノ酸のうち約35%を占めています。筋肉は血液中のエネルギーが不足すると、自らを分解してエネルギー源として利用します。バリン・ロイシン・イソロイシンはこうした筋肉の分解を防ぐ働きがあります。
イソロイシンは、筋肉のエネルギー源となるグリコーゲンを身体に蓄える際にも必要です。イソロイシンが不足するとグリコーゲンが貯蔵できず、エネルギー不足から筋肉に疲れが生じます。イソロイシンは脳の疲労感を軽減する効果もあります。

疲労回復効果のあるアスパラギン酸

アスパラギン酸はアミノ酸の一種です。筋肉疲労の原因となる乳酸の分解に必要なカリウムやマグネシウムを細胞に取り込みやすくする作用があり、疲労回復を促します。アスパラギン酸にはエネルギーの素となるグリコーゲンの生成を促進する作用もあり、エネルギー不足から生じる疲労感を軽減します。

疲労回復にパントテン酸

パントテン酸はビタミンB群に分類される成分です。疲労感、頭痛、不眠、食欲不振といった症状を防ぐ働きがあり、疲労回復に効果的です。

疲労回復効果のあるビタミンB1

ビタミンB1は糖質の代謝に不可欠のビタミンで、白米を主食とする日本人には特に重要なビタミンです。ビタミンB1が不足すると、糖がエネルギーに変換されずに乳酸などの疲労物質になって体内に溜まります。疲労回復にビタミンB1は必須です。

代謝に必須のビタミンB2・ナイアシン・ピリドキシン

蜂の子には、ビタミンB2・ナイアシン・ピリドキシンといったビタミン類が含まれています。これらは糖・脂質・タンパク質の代謝に不可欠です。身体の各組織にエネルギーを供給し、疲労感の軽減と疲労回復に役立ちます。

疲労物質の分解に必要なマグネシウム・カリウム

筋肉疲労の原因となる乳酸の分解にはマグネシウムとカリウムが必要です。蜂の子はこれらの成分を一つの食品から同時に摂取できます。

蜂の子は血行を促進する

マッサージが疲労回復に効果的なことからも分かる通り、血行促進は疲労回復に重要です。血行が悪いと、身体の各組織に必要なエネルギーや酸素が供給されません。老廃物や二酸化炭素を体外に排出する能力も低下し、倦怠感など疲労が生じる原因になります。
蜂の子には血行を促進する成分や、血管を健康に保つ成分が含まれています。

血管を拡張するアルギニン

アルギニンはアミノ酸の一種で、体内で一酸化窒素を生成するために必要です。一酸化窒素は血管を拡張する作用があり、血流をスムーズにします。

血行促進にナイアシン

ナイアシンはビタミンの一種で、血管を拡張して血行をよくする効果があります。血液中のコレステロール値を下げる効果もあり、血管を健康に保ちます。

血圧安定・血行促進にタウリン

タウリンには身体や細胞を正常な状態に保つ働きがあり、血圧を安定させます。脂肪の代謝に重要な肝機能を活発にして、血液中の悪玉コレステロールの値を下げる作用もあります。

悪玉コレステロールを減らすオレイン酸

オレイン酸は不飽和脂肪酸に分類される成分です。悪玉コレステロールを減少させる効果があり、血管の健康維持に役立ちます。

善玉コレステロール増加にパントテン酸

パントテン酸は、血液中の善玉コレステロール値を上昇させる効果があります。動脈硬化を予防して、血行促進に役立ちます。

赤血球生成に鉄・ピリドキシン

血液の赤血球濃度を高く保って身体の各組織に効率的に酸素を送ることは、筋肉の疲労回復に重要です。蜂の子には、赤血球の材料となる鉄や、赤血球生成を促進するビリドキシンが含まれています。
蜂の子に含まれる鉄はヘム鉄と呼ばれ、野菜などに含まれる非ヘム鉄より2~3倍、体内に吸収されやすい性質を持っています。蜂の子に含まれるビタミンCには、鉄分の吸収を助ける作用があります。

蜂の子はストレスを軽減して精神的疲労の回復に役立つ

肉体的な疲労と共に、精神的な疲労は身体に悪影響を与えます。人間関係や社会的環境などのストレスによって心が疲労すると、精神的苦痛やさまざまな身体症状が現れます。蜂の子にはストレスを軽減する成分が含まれており、精神的疲労の回復に役立ちます。

蜂の子のストレス軽減効果が研究で確認されている

岐阜大学医学部の研究により、蜂の子成分には血中のコルチゾール値を低下させる働きがあることが確認されています。コルチゾールはストレスに反応して分泌されるホルモンです。蜂の子成分のストレス軽減効果がこの実験で明らかになっています。

ストレスホルモンの材料フェニルアラニン

フェニルアラニンは必須アミノ酸で、ノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミンなどのストレスホルモンの材料になります。これらはストレスに対処するために分泌され、ストレス下で気力や集中力を維持するために必要です。

精神の安定にトリプトファン

トリプトファンは体内でセロトニンを生成するための材料となる必須アミノ酸です。
セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれています。ドーパミンやノルアドレナリンなど感情に関わる物質を調節して、精神を落ち着かせる働きがあります。アメリカではうつ病の患者に処方される場合もある成分です。

ストレスホルモン生成を助けるメチオニン

メチオニンは、ストレス対処に役立つドーパミンやセロトニンの生成を促進する作用があります。

精神不安を防ぐナイアシン

ナイアシンはビタミンの一種で、精神不安やうつの症状を予防する作用があります。
ナイアシンは食物から摂取する以外にも、体内でトリプトファンを使って生成されます。ナイアシンが欠乏すると、トリプトファンがナイアシン生成に回されてしまい、精神の安定に重要なセロトニンが不足してしまいます。

ストレス軽減に必須のミネラル

カルシウム、マグネシウム、亜鉛といったミネラルも、ストレス軽減に役立ちます。
カルシウムが精神の安定に重要なことはよく知られており、神経の伝達を正常に保つ効果や、ストレスを和らげる効果があります。
マグネシウムは精神を落ち着かせるセロトニンの生成に必須です。
亜鉛はノルアドレナリンなどのストレスホルモン生成に役立ちます。

蜂の子は質の良い睡眠を促す

疲労の一番の回復方法は、十分な睡眠をとることです。不眠や短時間の睡眠による睡眠不足は、疲労感を増加させます。蜂の子には、質の良い睡眠を促す成分が含まれており、肉体的・精神的疲労の回復に役立ちます。

安眠効果のあるグリシン

蜂の子に含まれるグリシンは、高い安眠効果が確認されているアミノ酸です。血管を拡張する効果があり、入眠時に表面温度を高くすることで体内の熱を放出します。人は眠りにつく際に身体の内部の温度を下げるため、グリシンは自然な睡眠を促します。

深い眠りをもたらすトリプトファン

トリプトファンは体内でメラトニンの材料になります。メラトニンは体内時計を整え、深い眠りをもたらす働きがあります。メラトニンの分泌は幼児期が最も多く、歳を取るごとに減少します。歳を取ると睡眠時間が短くなるのは、メラトニンの分泌量低下が原因です。トリプトファン摂取は、十分な睡眠と疲労回復に重要です。

良質な睡眠を促すセリン

セリンは蜂の子に含まれるアミノ酸の一種で、良質な睡眠を促す効果があります。睡眠に満足していない人に、就寝前にセリンを摂取させたところ、寝つきや睡眠の深さが改善されたとの実験報告があります。

疲労感を生む疾患に蜂の子が効果的

疲労感が症状としてあらわれる貧血、更年期障害、うつ病といった疾患にも、蜂の子は効果的です。

貧血に蜂の子が効果的

貧血は、赤血球を構成するヘモグロビンが減少するなどして、血液の酸素運搬能力が低下した状態です。身体の各組織に酸素が行き渡らないため、全身の倦怠感が発生します。
蜂の子には、ヘモグロビンの材料になる鉄・タンパク質が豊富に含まれています。赤血球の生成を促進するピリドキシンや、赤血球生成に不可欠な亜鉛や銅も摂取できます。蜂の子は貧血が原因の疲労にも効果的です。

更年期障害に蜂の子が効果的

更年期障害は、閉経前後に女性ホルモンの分泌が急激に減ることが原因で起こります。ホルモンバランスが崩れることで、無意識のうちに心身を調整している自律神経が乱れ、全身の疲労感などさまざまな身体の不調が起こります。
蜂の子には、ストレス軽減効果、血行促進効果、質のよい睡眠を促す効果などがあり、自律神経のバランス調整を助ける働きがあります。蜂の子は、更年期障害が原因の疲労感の改善に役立ちます。

うつ病

うつ病の症状の一つに全身の倦怠感があります。うつ病の原因は特定されていませんが、脳や神経で機能する神経伝達物質の機能低下や、ストレスが深く関係していることが分かっています。
蜂の子には、神経伝達物質の材料となるフェニルアラニンやトリプトファン、神経伝達物質の生成を促すメチオニンなどが含まれています。ストレス軽減効果や睡眠を促す効果もあり、うつ病の症状改善に役立ちます。

蜂の子で疲労回復

蜂の子には疲労回復に役立つ栄養素が豊富に含まれています。血行促進、ストレス軽減、質の良い睡眠を促す効果があり、肉体的・精神的疲労の回復に役立ちます。これら多くの有効成分を一つの食品から同時に摂取できるのが蜂の子の大きな利点です。慢性的な疲労を解消し、健康的な毎日を送るためにも、いちど蜂の子を試してみることをお勧めします。

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