蜂の子には高齢者に嬉しい効果がたくさん

古くから滋養強壮に効果的な健康食品として親しまれてきた「蜂の子」。蜂の子には、高齢者の方の健康維持に役立つ成分が豊富に含まれています。

高齢者に役立つ蜂の子

蜂の子に含まれる成分には、たくさんの滋養強壮効果があります。その中でも特に高齢者の方に役立つものとして、以下に対する効果が挙げられます。

  • 老人性難聴
  • 高血圧
  • 動脈硬化
  • 細胞の老化
  • 認知症
  • 老人性うつ
  • 老人性貧血
  • 骨粗しょう症

これらの効果を具体的にみていきましょう。

高齢者に役立つ蜂の子の効果

蜂の子は老人性難聴に効果的

蜂の子は老人性難聴をはじめとする難聴の症状に効果的です。

研究で蜂の子の難聴に対する効果が確認されている

岐阜大学医学部の研究グループは、耳鳴りを伴う難聴患者に酵素分解した蜂の子成分を12週間投与する実験を行いました。その結果、蜂の子成分を摂取した被験者に聴力レベルの改善がみられ、蜂の子を摂取しなかった被験者には聴力レベルの低下がみられました。
この結果、難聴を放置しておくと聴力が低下してしまうこと、蜂の子成分には時間経過による聴力の低下を予防して、さらに回復させる効果があることが明らかになりました。
この実験では、蜂の子摂取により、難聴や耳鳴りからくる抑うつ感が軽減されること、蜂の子に血中コルチゾール値を低下させる効果があることも確認されています。
コルチゾールはストレスに反応して分泌されるホルモンです。コルチゾール値が上昇すると、一時的に聴力が低下することも確認されています。蜂の子にストレスを軽減する効果があることも、この実験から分かります。

老人性難聴に蜂の子が効果的

老人性難聴は、加齢により聴覚に関わる細胞が減少・老化するのが原因の難聴です。蜂の子には、ストレスを軽減して血中コルチゾール値を低下させる作用があり、聴力の低下を防ぎます。蜂の子には、血管を拡張して血行を良くするアルギニンなどの成分も含まれており、耳の血行を促進して、聴覚細胞の健康維持に役立ちます。

蜂の子は高血圧を予防する

高齢になるほど高血圧の人の割合は増えていきます。
高血圧は心臓疾患や脳卒中といった重大な病気につながるため、日ごろから注意が必要です。
蜂の子には、血管を拡張する成分などが含まれており、血圧の安定に役立ちます。

蜂の子に含まれる高血圧予防成分

蜂の子に含まれるアミノ酸の一種アルギニンは、体内で一酸化窒素を生成する材料になります。一酸化窒素は血管を拡張する作用があり、血液の流れをスムーズにして血圧を低下させます。
グリシンはアミノ酸の一種で、血管を拡張する効果があります。
タウリンはアミノ酸の一種で、身体や細胞を正常な状態に保つ働きがあり、血圧を安定させます。
ナイアシンはビタミンの一種で、毛細血管を拡張して血行をよくする効果があります。
マグネシウムは、動脈を弛緩させて血流をスムーズにします。

蜂の子は動脈硬化予防に役立つ

脳溢血や心臓疾患の原因となる動脈硬化は、加齢とともに進行していくため、高齢になるほど注意が必要です。
蜂の子には、糖や脂質の代謝を促す成分が含まれており、血糖値や血中の悪玉コレステロール値を低下させ、動脈硬化予防に役立ちます。

蜂の子に含まれる動脈硬化予防成分

アルギニンには、血管を拡張する効果のほか、脂肪の代謝を促進する働きや、血糖値を下げるインスリンの分泌を促す作用もあります。
メチオニン・リシン・タウリンは、特に脂質の代謝に重要な肝臓の機能を補助する働きがあります。血中の悪玉コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防します。
蜂の子に含まれるビタミンB1・ビタミンB2は、糖・脂質・タンパク質の代謝に不可欠です。これらのビタミンが不足すると、糖や脂質がエネルギーに変換されなくなり、血糖値や血中コレステロール値が高くなって動脈硬化のリスクが高まります。
ナイアシンはビタミンの一種で、高脂血症に処方されるニセリトロールという薬にも使われており、血液中の悪玉コレステロール値を下げる働きがあります。
パントテン酸はビタミンの一種で、血中の善玉コレステロール値を上昇させる効果があります。
オレイン酸は不飽和脂肪酸で、血中の悪玉コレステロール値を低下させる効果があります。
マグネシウムは代謝機能に深く関わっており、糖尿病を抑制する効果があることが研究で確認されています。マグネシウムの欠乏は糖や脂質の代謝を低下させ、血行不良や動脈硬化の原因になります。

蜂の子は老化を防ぐ

蜂の子にはアンチエイジング(老化防止)効果があります。

蜂の子は活性酸素を取り除く

蜂の子には、細胞を傷つけて老化を促進する活性酸素を分解する成分が含まれています。
ビタミンCやメチオニンには身体の中から活性酸素を取り除く作用があります。蜂の子に含まれる鉄は、活性酸素の一つである過酸化水素を分解するための酵素の材料になります。

蜂の子は肌の張りを保つ

蜂の子に含まれるセリンは、肌の角質層に最も多く存在するアミノ酸で、肌の潤いを保つ効果があります。
グリシンは、肌に張りを保つために必要なコラーゲンの材料になります。
亜鉛は細胞の分化に不可欠で、肌の新陳代謝を活発にします。

蜂の子は総合的に老化を防ぐ

蜂の子成分には体力維持に必要なタンパク質が豊富に含まれており、老化による体力の衰えを予防します。
タンパク質は毛髪の材料にもなります。蜂の子成分には血行を促進する成分も含まれており、頭皮の毛母細胞の健康を維持して白髪・薄毛を防ぐ効果があります。
蜂の子の血行促進効果は、新陳代謝を促して身体の組織の老化を防ぎます。

蜂の子は認知症予防に役立つ

蜂の子には、認知症予防に効果的と考えられている成分が含まれています。

蜂の子に含まれる認知症予防成分

蜂の子に含まれるナイアシンは、アルツハイマー病の予防に効果的という研究報告があります。
メチオニンは、脳を活性化して記憶力の向上や認知症への効果が期待されています。
グルタミン酸には、脳の機能を活性化させる作用があります。そのため、認知症予防に効果的と言われています。
セリンは、体内でリン脂質の一種ホスファチジルセリンの材料になります。ホスファチジルセリンは脳細胞の情報伝達を助ける働きがあり、アルツハイマー病の進行を抑制すると考えられています。

老人性うつの症状改善に蜂の子が効果的

蜂の子は、独居老人の増加などから増えている老人性うつの症状改善にも効果的です。
うつ病は、脳や神経で情報伝達の機能を担っている精神伝達物質の量が減ることで起こると考えられています。蜂の子にはこの精神伝達物質の材料となる成分が含まれています。

蜂の子に含まれるうつ症状改善成分

フェニルアラニンは体内でノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミンといった神経伝達物質を作る材料になります。これらはストレスホルモンとも呼ばれ、ストレスへの対処やうつ症状の改善に効果的です。
トリプトファンは体内でセロトニンの材料となる必須アミノ酸です。セロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンなど神経伝達物質を調節して、精神を落ち着かせる効果があります。アメリカで、うつ症状の改善薬として処方される場合もある成分です。
メチオニンは、セロトニンやノルアドレナリンの生成を促進し、精神の安定に役立ちます。
ナイアシンやリノレン酸は、うつ症状や精神不安を予防する働きがあります。

老人性貧血に蜂の子が効果的

高齢者が注意すべき疾患の一つに、老人性貧血があります。
偏った食事による鉄分不足などによって貧血が起こりますが、動悸や息切れ、めまいといった貧血症状が老化によるものと誤解され、貧血に気付きにくい場合があります。

蜂の子に含まれる老人性貧血予防成分

蜂の子には、赤血球の材料となる鉄、赤血球生成に必要な銅、赤血球生成を促進するビリドキシンが含まれています。蜂の子は血液の酸素運搬能力向上に役立つことで、貧血症状を改善します。
蜂の子に含まれる鉄はヘム鉄と呼ばれ、野菜などに含まれる非ヘム鉄に比べて2~3倍、体内への吸収率が高いという特徴があります。蜂の子に同じく含まれるビタミンCは、鉄の吸収を助ける働きがあります。蜂の子は、鉄の摂取による老人性貧血の改善に効果的です。

蜂の子は骨粗しょう症の予防・改善に役立つ

蜂の子には、骨の形成に重要なカルシウムとマグネシウムが含まれ、高齢者にとって心配な骨粗しょう症の予防に効果的です。

高齢者の健康維持に蜂の子が効果的

蜂の子には、老人性難聴や認知症の予防効果をはじめ、高齢者の方の健康維持に役立つ成分が豊富に含まれています。丈夫な身体を長く維持して、健康寿命を延ばすためにも、いちど蜂の子を試してみることをお勧めします。

関連情報一覧