蜂の子のビタミンは健康に役立つ

古くから滋養強壮に効果的な健康食品として珍重されてきた蜂の子。蜂の子には豊富な栄養素が含まれており、身体の健康に欠かせないビタミンも多く含まれています。

蜂の子に含まれるビタミンの効果

蜂の子はタンパク源として有名ですが、ビタミンC、ビタミンB群といった身体の調子を整える重要なビタミン類も多く含まれています。蜂の子に含まれるビタミンが持つ健康効果には、以下のようなものが挙げられます。

  • 老化防止
  • 美肌効果
  • ストレス軽減
  • 免疫力向上
  • 生活習慣病の予防
  • 成長促進
  • 血行促進
  • 皮膚や粘膜の健康維持
  • 認知症予防

これらの効果を持つ蜂の子に含まれるビタミンを、それぞれみていきましょう。

蜂の子に含まれるビタミン

ビタミンC

蜂の子には、多くの健康効果を持つことで有名なビタミンCが含まれています。

細胞の老化を防ぐ

ビタミンCには、体内の活性酸素を中和する作用があります。活性酸素は日々の呼吸で発生し、増えすぎると細胞を酸化させて細胞の老化を促します。活性酸素が増えすぎないようにする機能が身体に備わっていますが、加齢とともにその機能は衰えます。このため、年をとると体内の活性酸素が増加し、細胞の老化を促進して動脈硬化や白髪の原因になります。ビタミンCは活性酸素を中和して、細胞の老化防止に役立ちます。

肌を美しくする

ビタミンCは、肌のハリと弾力に重要なコラーゲンの生成に必要な成分です。コラーゲンはアミノ酸から作られ、蜂の子にはアミノ酸も豊富です。蜂の子の摂取によりコラーゲンの生成が促され、肌に弾力が生まれます。コラーゲンは関節の軟骨の成分としても重要で、蜂の子の成分は関節痛の症状に対しても効果的です。
ビタミンCには、肌の美白効果もあります。ビタミンCは色素を生み出す酵素の働きを抑えるため、肌に色素が沈着しにくくなります。蜂の子に含まれるビタミンCは、シミやソバカスを防いで白く美しい肌の形成に役立ちます。

ストレス対処に必要

ストレスがかかると、身体は副腎皮質ホルモンや、ドーパミン・アドレナリンなどのストレスホルモンと呼ばれるストレスに対抗するための物質を分泌します。ビタミンCはこれらのホルモン分泌に不可欠で、ストレス下では普段より多くのビタミンCが必要です。
蜂の子には、体内でストレスホルモンを生成するための材料になるアミノ酸も豊富に含まれています。蜂の子はストレス軽減に役立ちます。

免疫力を高める

ビタミンCには、ウイルスや腫瘍細胞の増殖を防ぐ働きのあるインターフェロンの生成を促進する作用があります。インターフェロンは抗がん剤にも使われる成分で、インターフェロンの分泌量増加は免疫力を高めます。ビタミンCには、病原菌に対抗する白血球を活性化する働きもあります。ビタミンCとアミノ酸によって作られるコラーゲンは、細胞の外壁を強化して病原菌の体内への侵入を防ぎます。こうした働きにより、ビタミンCは免疫力向上に役立ちます。

貧血予防に役立つ

ビタミンCは、鉄の体内への吸収率を高める働きがあります。鉄が不足すると赤血球の数や機能が低下し、血液の酸素運搬能力が衰えて貧血症状を引き起こします。蜂の子には鉄分も豊富に含まれており、貧血症状の予防・改善に役立ちます。

ビタミンB群

蜂の子には「代謝ビタミン」と呼ばれるビタミンB群が含まれています。ビタミンB群は糖・脂質・タンパク質をエネルギーに変換するのに不可欠です。これらの栄養素を効率的に代謝することで、肥満や動脈硬化、高血圧や高血糖といった生活習慣病の予防に役立ちます。
蜂の子に含まれるビタミンB群は、健康維持に重要な役割を果たします。

糖の代謝に不可欠なビタミンB1

ビタミンB1は、水に溶けやすい性質をもつ水溶性のビタミンで、チアミンとも呼ばれます。ビタミンB1は糖の代謝に不可欠で、白米を主食とする日本人には特に重要な栄養素です。ビタミンB1が欠乏すると、糖がうまくエネルギーに変換されず、乳酸などの疲労物質として体内に残ります。筋肉などの組織にエネルギーも届かず、身体に疲労感が生まれます。
ビタミンB1には、中枢神経や末梢神経を正常に保つ働きもあります。不足すると集中力や記憶力が低下し、手足のしびれや運動能力の低下が起こることも確認されています。
ビタミンB1の欠乏は、脚気やウェルニッケ脳症を引き起こします。脚気は、足のむくみやしびれ、心臓機能の低下をもたらす疾患です。ウェルニッケ脳症は運動障害を引き起こし、めまいや意識障害の症状もあります。

脂質の代謝に必須のビタミンB2

ビタミンB2は、糖・脂質・タンパク質の代謝に関わり、特に脂質の代謝に重要です。これらの栄養素は、酵素の働きによってエネルギーに変換されます。ビタミンB2は、この酵素の働きを助ける補酵素として機能します。ビタミンB2はタンパク質の合成にも深く関わっており、皮膚や爪などの健康維持にも不可欠です。ビタミンB2には、新陳代謝を促して身体の成長を助ける働きもあります。
ビタミンB2は脂質や糖などの栄養素の代謝を助けるため、血液中の悪玉コレステロール値を低く抑えるほか、高血糖を予防する効果があります。このため、動脈硬化や糖尿病、高血圧などの生活習慣病の予防に役立ちます。
ビタミンB2が不足すると脂質の代謝が上手くいかず、血液中のコレステロール値が上がります。体内でのタンパク質の合成もうまくいかなくなり、皮膚や粘膜の健康が損なわれるため、口内炎や皮膚炎などの症状も起こります。

皮膚の健康に欠かせないナイアシン

ナイアシンはビタミンB3とも呼ばれます。ナイアシンは糖や脂質の代謝に深く関わり、酵素の働きを助ける補酵素として機能します。身体の酵素の約2割が、働く際にナイアシンを利用しており、身体に欠かせない成分です。
ナイアシンはホルモン生成にも関わっており、皮膚や粘膜の健康維持に必須です。ナイアシンが欠乏すると、ペラグラと呼ばれる皮膚炎が起こることが知られています。
ナイアシンには神経や循環器、消化器を補助する働きもあり、不足すると神経障害や下痢なども起こります。

動脈硬化予防とストレス軽減にパントテン酸

パントテン酸は、かつてビタミンB5と呼ばれていた成分です。パントテン酸は、糖・脂質・タンパク質の代謝に重要で、エネルギー代謝で働く100以上の酵素の働きを補助しています。パントテン酸は善玉コレステロールの合成にも関わっており、脂質の代謝に役立つ機能とあわせて、動脈硬化や高血圧の予防に役立ちます。
パントテン酸には、ストレス対処に役立つ副腎皮質ホルモンの働きを助ける効果もあります。「抗ストレスビタミン」とも呼ばれ、ストレス軽減に役立ちます。
パントテン酸の欠乏症状には、成長停止、皮膚炎、脱毛、副腎障害、神経障害などが挙げられます。

赤血球の生成を促すピリドキシン

ピリドキシンはタンパク質の代謝に関わる100種類程度の酵素の働きを助け、タンパク質をエネルギーに変換するのに必須です。
ピリドキシンには、動脈硬化の原因となるホモシステインという物質を血液中から取り除く作用があります。血液に重要な赤血球の生成を促進する働きもあり、全身の血液循環に深く関わっています。
ピリドキシンが不足すると、皮膚や粘膜に異常が生じ、口内炎などの炎症が起こります。貧血や神経障害、不眠、情緒不安などの欠乏症状も報告されています。

新陳代謝に欠かせないビオチン

ビオチンは糖やタンパク質の代謝を助け、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。体内でのタンパク質合成にも関わり、身体の各組織の新陳代謝に欠かせません。ビオチンには皮膚の炎症などの原因となるヒスタミンの生成を抑制する作用もあります。この作用により、ビオチンはアトピー性皮膚炎にも効果的だと考えられています。
ビオチンの欠乏症状は、脱毛、白髪、皮膚炎、不眠、神経障害など多岐に渡ります。ビオチンは身体の健康維持に欠かせません。

認知症予防で注目のコリン

コリンは、ビタミンB群の仲間といわれる物質です。コリンは体内でアセチルコリンの材料になります。アセチルコリンの減少は、アルツハイマー型認知症の原因のひとつといわれています。コリンには、脳や神経の情報伝達に重要な神経伝達物質の生成を助ける働きがあり、認知症の予防に役立つと考えられています。
コリンは血液中のコレステロール値の調整にも役立ち、動脈硬化などの各種生活習慣病を予防する働きもあります。

ビタミンが豊富な蜂の子で健康に

蜂の子にはタンパク質だけでなく、身体の機能に不可欠なビタミンが含まれています。蜂の子に含まれるビタミンには多くの滋養強壮効果があり、健康維持に役立ちます。丈夫な身体を手に入れて快適な毎日を送るために、いちど蜂の子を試してみることをお勧めします。

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