蜂の子は貧血の改善に効果的

体のだるさ、動悸や息切れなど体の不調が続く貧血。古くから健康食品として親しまれてきた蜂の子には、つらい貧血に効果的な成分が豊富に含まれています。

貧血の原因と症状

貧血は血液が薄くなった状態です。赤血球を構成するヘモグロビンが減少することで、血液の酸素運搬能力が低下します。身体の各組織に酸素が行き渡らないため、全身の倦怠感が発生します。身体は不足している酸素を補うために血流量や呼吸量を増やそうとするので、動悸や息切れも起こります。

貧血を改善する蜂の子成分

蜂の子の成分は貧血の改善に効果的です。蜂の子には、ヘモグロビンの材料や赤血球の生成に必要な栄養素が豊富に含まれています。

鉄は貧血改善に最重要

ヘモグロビンは鉄とタンパク質から構成されています。ヘモグロビンの材料である鉄が不足する「鉄欠乏性貧血」が最も多く見られる貧血の原因です。貧血の改善には、まず鉄分を十分に摂取することが重要です。
蜂の子には鉄分が豊富に含まれています。蜂の子に含まれる鉄分はヘム鉄と呼ばれ、野菜などに含まれる非ヘム鉄と比較して2~3倍、体内への吸収率が高くなっています。
蜂の子に同じく含まれるビタミンCは、鉄分の吸収を助ける働きがあります。蜂の子は鉄分摂取に優れた食品です。

ヘモグロビンの材料タンパク質

ヘモグロビンは鉄と結びついたタンパク質です。EPO(エリスロポエチン)と呼ばれる赤血球の生成を促進する物質や、フェリチンと呼ばれる鉄を体内に貯蔵する働きを持った物質もタンパク質で出来ています。貧血を改善するためには、鉄と同じくタンパク質も重要です。
蜂の子は、古くから貴重なタンパク源として食されてきました。タンパク質を構成するアミノ酸のうち、人が身体で合成できず食物から摂取する必要があるものを必須アミノ酸と言います。蜂の子には、9種類ある必須アミノ酸の全てが含まれています。蜂の子は貧血改善に必要なタンパク質をバランス良く摂取できる食品です。

赤血球生成に不可欠な亜鉛

蜂の子に含まれる亜鉛も貧血改善に不可欠です。亜鉛は、赤芽球と呼ばれる赤血球の前段階の細胞が分化・増殖するために必要です。血液中の亜鉛濃度の低さと貧血の度合いが相関関係にあることは研究でも明らかにされています。亜鉛欠乏と鉄欠乏が同時に起こっている場合、赤血球が小さくなり、酸素運搬能力が低下します。
亜鉛は体内に千数百あるといわれる酵素のうち300種以上に必要な成分で、ヘモグロビン生成に重要なタンパク質の合成にも深く関与しています。
亜鉛は動物性タンパク質と同時に摂取すると吸収率が上がるという特徴もあります。亜鉛と動物性タンパク質を一つの食品から摂取できる蜂の子は、亜鉛摂取に適しています。

ヘモグロビン生成に必要な銅

銅の摂取は貧血改善に重要です。ヘモグロビンそのものに銅は含まれませんが、ヘモグロビン生成の際に鉄を必要な場所に移動させる役割が銅にはあります。銅欠乏性貧血という貧血のタイプもあり、胃切除後の患者などに起こります。

赤血球生成を促進するピリドキシン

蜂の子に含まれるピリドキシンはビタミンB6に分類される栄養素です。ピリドキシンは赤血球生成を促進する作用があります。鉄芽球性貧血という、鉄があってもヘモグロビンが出来ずに貧血に陥る病気に対して投与される成分でもあります。

赤血球生成に役立つビタミンB2・ビタミンC

ビタミンB2は赤血球の形成に必要です。脂質の代謝にも重要な働きをしており、不足すると脂質がエネルギーにうまく変換されません。その結果、貧血改善に重要なタンパク質が代わりにエネルギーとして消費されやすくなります。
ビタミンCは鉄分の吸収を助け、ヘモグロビン生成に寄与します。

以上のように、蜂の子には貧血の改善に効果的な成分が多く含まれています。これらの成分を一つの食品から摂取できるのが、蜂の子の大きなメリットです。

貧血の症状を緩和する蜂の子成分

貧血には、酸素の欠乏による疲労感・イライラ感・眠りが浅く寝付きが悪いといった症状もあります。こういった貧血の諸症状の緩和にも、蜂の子は有効です。

疲労感を軽減するイソロイシン・パントテン酸

蜂の子に含まれるイソロイシンは、筋肉のエネルギー源となるグリコーゲンを貯蔵するために必要です。グリコーゲン不足はエネルギー不足による疲労感を引き起こします。イソロイシンは脳の疲労感を軽減する効果もあります。
パントテン酸はビタミンB群に含まれます。パントテン酸が不足すると、疲労・頭痛・不眠・食欲不振といった悪影響があります。これらは貧血の症状と重なっており、こうした悪影響がでないようパントテン酸を摂取する必要があります。

ストレスを軽減する蜂の子成分

蜂の子にはイライラ感などのストレス軽減に有効な成分が多く含まれています。
ストレスに対処するホルモンの生成に必要なフェニルアラニン・トリプトファン・ビタミンC・マグネシウム・亜鉛、ストレス時の気分や認識作用の改善効果があるチロシン、脳のエネルギー不足を防ぐビタミンB1、精神の安定に重要なカルシウムといった、ストレスに対して効果的な数多くの栄養素が蜂の子には含まれています。
過剰なストレスは腸壁を傷つけ、主に十二指腸から行われる鉄の吸収を妨げる場合があります。貧血改善に必須となる鉄分吸収の点からも、ストレス軽減は重要です。

質の良い睡眠を補助するグリシン・トリプトファン

グリシンは安眠効果のあるアミノ酸です。血管を拡張する効果があり、体内の熱を放出して深部体温を下げ、自然な睡眠を促します。
トリプトファンは体内でメラトニンの材料になります。メラトニンは体内時計のリズムを調整する物質です。幼児期に多く分泌され、歳を取るごとに減少します。歳を取ると睡眠時間が短くなるのはこのためです。トリプトファンを摂取することは、質の良い睡眠に重要です。

貧血改善には栄養素を継続的に摂取

赤血球の寿命は約120日で、その後すい臓で主に処分されます。鉄の体外への排出量はわずかですが、吸収しにくい成分でもあり、一度減ってしまった鉄分を正常な状態に戻すには鉄の継続的な摂取が必要です。
ビタミンB群やビタミンCのように、身体に貯蔵しておけない栄養素もあります。貧血の改善には、上記の栄養素を日常的な習慣として継続的に摂取することが重要です。

貧血を蜂の子で改善

蜂の子には、貧血の改善に効果的な栄養素が、身体に吸収されやすい形で含まれています。貧血の症状を緩和する成分も豊富です。つらい貧血に、蜂の子を試してみることをお勧めします。

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